チャンピオンズリーグ(CL)は14日、ラウンド16ファーストレグが行われ、ラツィオとバイエルン・ミュンヘンが対戦。試合はラツィオが1-0で勝利している。
ラツィオは67分にイサクセンがウパメカノに倒されてPKを獲得。ウパメカノには足裏が入ったとして一発レッドが提示された。このPKをエースのインモービレが冷静に決め、ラツィオが先制。PK弾を死守し、CLラウンド16でバイエルンから金星。ファーストレグで先勝した。
試合後、記者会見に出席したバイエルンの指揮官トーマス・トゥヘル監督は「我々は敗戦に不満と怒りを感じている。ラツィオが勝ったとは思えない」と敗戦への不満を口に。次のように試合を振り返った。
「なぜ後半に確信が持てなくなったのかはわからない。インテンシティを維持し、さらに勇敢に前へ出るようにとチームには言っていたのに、ハーフタイムの立ち上がりで面目を失ってしまったように見えたからだ」
「我々が積み上げていけるものがある。前半は何度かいいチャンスも作ったし、ビッグチャンスやジャマル(ムシアラ)のシュートもあった。ただ、2ndレグもある。前回(レヴァークーゼン戦)の結果も含めて、いい結果とは思えないけど、ハードワークを続けるよ」
先日のブンデスリーガ首位天王山・レヴァークーゼン戦では0-3の敗戦を喫し、続くラツィオ戦では枠内シュート0本での黒星。去就が騒がれる中、改めてトゥヘル監督自身の将来について聞かれると「いや、自分の将来やクビの可能性については心配していない」と一蹴した。
「この試合に負けるために全力を尽くした...我々の手の中にあったんだ。ある時点で我々は信じることをやめた。個々のミスが多かったね」