Joaquin Correa MarseilleGetty Images

マルセイユが買い取り行使せずインテル帰還のコレア、古巣ラツィオ復帰を希望か

インテルに所属する29歳FWホアキン・コレアがラツィオ復帰を望んでいると、イタリア紙『コリエレ・デロ・スポルト』が25日に伝えている。

昨夏、インテルから期限付きでマルセイユへ移籍したコレア。しかし、フランスのクラブがチャンピオンズリーグ出場を逃したこともあり、買い取り額1000万ユーロ(約17億円)での完全移籍は実現せず。今月、所有元のインテルへ復帰した。

コレアは今夏、再びインテルを去るとみられているが、その移籍先の候補にラツィオが浮上している。イタリア紙は、2018年から3シーズンにわたってラツィオでプレーしたコレアが、ウェストハムへの移籍を経てラツィオに戻って昨シーズンまでプレーしたフェリピ・アンデルソンのような、古巣復帰を望んでいると伝えた。

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しかし、コレアがインテルと結ぶ契約の期限は来年6月末であることから、インテルと契約を延長しない限り、期限付き移籍は現実的ではないとの見方をイタリア紙は示している。一方で、ラツィオはコレアを2021年に合計3100万ユーロ(約52億円)でインテルへ売却。その3年後、クラウディオ・ロティート会長が850万ユーロ(約14億円)程度とされる移籍金を支払って獲得することは考えられず、フリーでの獲得ならば魅力的な選択肢となる可能性が指摘されている。

このため、ラツィオが獲得に乗り出す条件として、コレアが所属先のインテルと双方の同意の下で契約解除に合意する必要があるとのこと。現時点では困難とみられているが、移籍市場が行き詰まった場合は現実味を帯びる可能性も。コレアはこれまでに、AEKアテネやリーベル・プレートからオファーが舞い込んだとされるが、本人はイタリア残留を希望しており、ラツィオ復帰が第1希望のようだ。

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