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ラツィオは、イゴール・トゥドール監督の退任を発表した。
マウリツィオ・サッリ監督の後任として3月からラツィオを指揮したトゥドール監督。セリエAのボトムハーフに沈みかけていたチームを立て直し、冷遇されていた鎌田大地を積極的に起用したりして7位フィニッシュにチームを導いた。
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しかし、先日からクラブ首脳陣とトゥドール監督の関係性に亀裂が入ったと報じられてきた。中でも、契約延長オプションの行使に近づきながらも、最終的にフリーで退団することが決定的となった鎌田の扱いに指揮官が失望したと伝えられており、退任が近づくと予想されていた。
そして5日、ラツィオはトゥドール監督の退任を発表。声明の中で「本日、イゴール・トゥドールがファーストチームの監督を辞任した。クラブは指揮官の仕事に対して感謝しており、公私両面での将来の成功を祈っている」と伝えた。
なお、『スカイスポーツ・イタリア』によると、トゥドール監督の辞任の決断の背景には、今夏の移籍市場での補強方針を巡ってクラブとの対立があったようだ。