SS Lazio Unveil New Coach Marco BaroniGetty Images Sport

過去に鎌田大地らを痛烈批判…ラツィオ会長がまた発言「二度と傭兵を受け入れるつもりはない」

ラツィオのクラウディオ・ロティート会長が14日、ローマ市内でインタビューに応じ、現在のチームへ満足感を示した一方で改めて“傭兵”に対する不快感を示した。イタリア紙『コリエレ・デロ・スポルト』が伝えている。

昨シーズン限りで主将を務めていたチーロ・インモービレのほか、主力のルイス・アルベルトやフェリペ・アンデルソン、鎌田大地らが相次いで退団したラツィオ。当初はファンの間で新チームに懐疑的な姿勢が見られたが、マルコ・バローニ新監督の下でセリエA4位につけるなど好成績を収めて周囲を驚かせている。そしてラツィオ会長は、自身の選択に自信を持っていたことを明かした。

「バローニがチームの再出発に適切な人物であると考え、ディレクターと共に選んだ。カルチョにはサイクルがあり、我々はシステムを一新し、ニーズに合う指揮官を選択したんだ。昨シーズンまでのチームとの違いは、ハングリー精神や謙虚さ、決意にある」

以下に続く

なおロティート会長は昨季終了後、鎌田との契約延長交渉が決裂した際に「傭兵は全員追い出す」などと強い言葉で代理人らとの交渉を語ったほか、さらに補強候補と囁かれたメイソン・グリーンウッドについても「傭兵のような取引」と主張して物議を醸した。

そして今回のインタビューで再びグリーンウッド獲得失敗について問われると、改めて「傭兵」に対する不快感を示した。

「グリーンウッドのことは全く後悔していない。ラツィオへ来ることを受け入れない選手のことが残念になることはあり得ない。彼はマルセイユにいて、そこで居心地よく過ごしているようだ。我々は二度と傭兵を受け入れるつもりはない。ラツィオを望む者だけに来て欲しい。傭兵はもう十分だ」

広告