日本代表MF伊東純也がスタッド・ランスで試合に復帰。フランス『L'Union』などが指揮官のコメントを伝えた。
先日、女性の同意なく性行為に及んだとして刑事告訴されたことを一部週刊誌から報道されていた伊東。
日本サッカー協会(JFA)の田嶋幸三会長が「サッカーに集中できる環境をJFAとして作る必要があるということ、そして伊東選手のコンディションを含めて考えたうえで、総合的に判断いたしました」と説明し、アジア杯を戦っていた日本代表からの離脱が決定。その後、スタッド・ランスに戻り、トレーニングにも復帰していた。
伊東側は加害行為を否定し、虚偽告訴の疑いで大阪府警に告訴状を提出している状況。所属クラブのS・ランスは全面的に選手を支持する姿勢を見せる中、リーグ・アン第21節 ロリアン戦で伊東は中村敬斗と揃って先発入り。チームは0-2で敗れている。
試合後に伊東ついて尋ねられたウィル・スティル監督は、まずプレーについて「良かったよ。しばらくプレーしていなかったので、リズムを崩していたかもしれない」と、コンディション面について言及。「試合を終わらせるだけのペースとクオリティーを欠いていた。他の選手と同じようにね」と指摘した。
日本代表がプレーをさせないと判断をした中で、クラブは起用を決断。スティル監督は伊東に対し「彼はここではとても歓迎されている」と擁護。取り巻く状況については「彼がプレーできる限り、彼はプレーするだろう。彼は我々にとって重要な選手であり、問題はない」との見解を示している。