リヴァプールとフェイエノールトがアルネ・スロット監督の金銭補償で合意に達した。イギリス『BBC』などの有力メディアが伝えている。
2015年に就任して以降、リヴァプールを再び強豪へと押し上げたユルゲン・クロップ監督だが、1月に今シーズン終了後の退任を発表。これを受け、クラブは新シーズンからチームを率いる新指揮官探しに着手した。
当初は元所属選手でレヴァークーゼンをブンデスリーガ制覇に導いたシャビ・アロンソ監督やスポルティングCPのルベン・アモリム監督らへの関心が伝えられていたが、両指揮官ともに招聘の可能性が消滅。そんな中、現在フェイエノールトを指揮するスロット監督が先日から最有力候補に浮上したことがわかっていた。
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リヴァプールとフェイエノールトがスロット監督の引き抜きについての話し合いを開始したことが報じられてきた中、この度金銭面で両クラブが合意に達した模様。『The Athletic』などによると、その額は900万ユーロ(約15億円)に上るようだ。
今後、リヴァプールはスロット監督の正式な就任を前に契約面での合意に向けて取り組むことになる。しかし、同指揮官は先日にマージ―サイドのクラブで指揮を執ることに前向きな発言を残しており、大きな支障はないと予想されている。