リヴァプールのハーヴェイ・エリオットは、長期離脱後の復帰戦でのゴールを喜んだ。
6日に行われたFAカップ4回戦でリヴァプールはホームでカーディフ・シティと対戦。ディオゴ・ジョタが先制点をマークした直後の58分に約5カ月ぶりに公式戦のピッチに立ったエリオットは、68分の南野拓実の追加点の8分後にチーム3点目のゴールをマークして3-1の勝利に貢献した。
昨年9月に足首脱臼骨折の重傷を負った18歳のイングランド人MFは、試合後にイギリス『ITV』で「今の気持ちを言葉で表すことは難しい。得点やアシストをするために僕はチームの中にいて、ありがたいことに長い離脱の後で今日ファンの前でこのような機会が訪れた。これが僕の仕事だけど、僕や僕の家族にとって忘れられない瞬間になった」と話し、感謝を続けた。
「名前を上げればきりがないけど、一番大きかった存在はフィジオのジョー・ルイスだ。彼は朝早くから夜遅くまで僕に付きっきりで、僕を再び強くしてくれた。僕を助け、支えてくれた家族、友人、そしてママとパパには感謝を伝えたい。ファンを含めたリヴァプールのみんなにもとても感謝している」
また、ユルゲン・クロップ監督は復帰したエリオットについてイギリス『BBC』で賛辞を送っている。
「おとぎ話のようだ。リーズで悪夢が始まり、以降彼は我々の誰よりも苦しんでいた。我々みんなが衝撃を受けたが、彼はスペシャルな少年だ。メディカルチームは素晴らしい仕事をし、彼にも十分な忍耐があった。KOPの前でゴールを奪ったことがこれをおとぎ話にした。観衆も彼のゴールを祝っていたし、ナイスだった」