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リヴァプールがマンチェスター・Cとの天王山制し公式戦7連勝で首位独走!マン・Cは直近7試合で6敗目…

現地時間1日、イングランド・プレミアリーグは第13節が行われ、遠藤航の所属するリヴァプールはホームのアンフィールドにマンチェスター・シティを迎えた。

公式戦6連勝中、15試合無敗を維持し、プレミアリーグでもチャンピオンズリーグでも首位を走るリヴァプールは、マクアリスター、フラーフェンベルフ、ソボスライの中盤に、前線はサラー、ガクポ、ルイス・ディアスが並び、遠藤やカーティス・ジョーンズ、ヌニェスらがベンチスタートとなった。

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好調を続けるリヴァプールに対し、公式戦の連敗を5でストップさせたものの、6試合未勝利が続く2位のシティはGKにエデルソンではなくオルテガを起用。ミスが続いていたグヴァルディオルもデ・ブライネ、グリーリッシュらと共にベンチに置き、負傷者続出の中盤にはギュンドアンとベルナルド・シルバが並んだ。

試合は立ち上がりからリヴァプールが押し込み、両者の調子がそのままピッチに反映されるような展開に。まずは4分、ショートカウンターからL・ディアスのパスを受けたガクポがエリア内左で切り返して右足を振り抜くも、ここはGKオルテガが横っ飛びではじき出す。11分には、右のショートコーナーからソボスライのクロスをファーサイドのファン・ダイクが頭で捉えるも、これは右のポストを直撃した。

次々にチャンスを作り出すリヴァプールは12分、対角線のロングパスに右サイドを抜けたサラーが、ペナルティーエリア右から左足で鋭いパスをゴール前に入れる。これがDFとGKの間を抜け、走り込んだガクポが押し込み攻勢のリヴァプールが先制した。

シティは25分を過ぎたあたりからようやく前進できるようになり、39分にはエリア内右でボールを受けたリコ・ルイスのシュートが力なくゴール左へと外れるが、これがシティにとって最初のシュートとなった。

ほとんどチャンスを作れないまま1点ビハインドで後半を迎えたシティは、立ち上がりから本来のボールポゼッションを取り戻し、リヴァプール陣内へと攻め入る。

しかし、シティが前掛かりになれば、リヴァプールのカウンターが牙を剥く。56分、B・シルバのバックパスを奪ったサラーがGKオルテガと1対1を迎える。しかし、この決定機で得意の左足から放たれたシュートは枠を捉えられず、リードを広げることができない。

流れを変えたいシティは58分、ギュンドアンとマテウス・ルイスに代えてドクとサビオを投入。左サイドに入ったドクは再三、対峙するアレクサンダー=アーノルドに対して仕掛けていく。

カウンターから効率よくチャンスを作りながらも追加点が奪えないリヴァプールは72分、ガクポとアレクサンダー=アーノルドに代えてヌニェスとクアンサーを投入。シティの起点となりつつあるドクに対して、CBが本職のクアンサーをぶつけた。

すると迎えた76分、高い位置でヌニェスがボールを引っかけ、こぼれ球を奪ったL・ディアスが抜け出しGKオルテガと交錯して倒され、リヴァプールにPKが与えられる。このPKをサラーがゴール右隅へと沈め、リヴァプールが待望の追加点を挙げた。

2点を追うこととなったシティはフォーデンとR・ルイスを下げ、デ・ブライネとグリーリッシュを投入。83分にはファン・ダイクからボールを奪ったデ・ブライネが決定機を迎える。しかし、ここはGKケレハーが至近距離から股を閉じてブロックし、シティにゴールを許さない。

リヴァプールは84分にサラーを下げてC・ジョーンズを投入。さらにはエリオットも投入して逃げ切りを図り、アディショナルタイムの4分間でもシティにゴールを許さず。クリーンシートで王者を撃破し、公式戦7連勝を飾って首位を独走。敗れたシティは直近7試合で6敗目を喫し、順位もアーセナルとチェルシー、ブライトンに抜かれて2位から5位へ転落することとなった。

■試合結果

リヴァプール 2-0 マンチェスター・C

■得点者

リヴァプール:ガクポ(12分)、サラー(78分PK)

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