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スビメンディ獲得失敗で…リヴァプール今後の補強はどうなる?新戦力ゼロで開幕戦へ

リヴァプールの補強について、地元メディア『リヴァプール・エコー』が分析している。

今夏にアルネ・スロット新監督が就任し、プレシーズンでも6試合で4勝1分け1敗と好調だったリヴァプール。特に11日に行われたセビージャ戦では主力選手が躍動して4-1と快勝、17日に控えるプレミアリーグ開幕戦へ順調な仕上がりを見せていた。

しかし、リヴァプールは今夏プレミアリーグで唯一補強ゼロの状況が続いている。複数メディアの間では、スペイン代表MFマルティン・スビメンディの獲得へ向けてレアル・ソシエダとの間に存在する6000万ユーロ(約96億円)の契約解除金を支払う準備を進めていることが伝えられていたが、12日に選手がオファーを断ったと一斉に報じられている。

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『リヴァプール・エコー』は、「リヴァプールは、新たな6番を獲得するという長年の課題に対する答えとしてスビメンディを挙げており、彼は必要なプロフィールにすべて合致していた」と指摘。そして、今後の補強の可能性については以下のように分析した。

「しかしレッズは、今回はスビメンディの状況を注視してのオファーだと考えていたようだ。スロットはプレシーズン中に様々な選択肢を用意していたため、現時点ではこのポジションで別の選手を狙う計画はない。とはいえ、リヴァプールにとっては守備的MF獲得におけるさらなる痛手となる。2年前にはオーレリアン・チュアメニ、昨年はモイセス・カイセドとロメオ・ラヴィアを逃していた」

「そしてこれは、リヴァプールがプレミアリーグ開幕戦へ補強ゼロで挑むことがほぼ確実になったことも意味する。移籍期限までにチーム強化をできなかった場合に問われるであろう疑問を避けるためにも、彼らは時間との戦いに直面している」

なお『リヴァプール・エコー』は、リヴァプールがバレンシアのジョージア代表GKギオルギ・ママルダシュヴィリに関心を持っていると報道。しかしGK補強は急務ではないため、獲得は最低でも来シーズン以降になると伝えた。

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