リヴァプールの遠藤航は今夏に残留する可能性が高そうだ。
2023年夏にシュトゥットガルトからリヴァプールに加入した遠藤。当初は出場機会の確保に苦しんだ同選手だが、シーズンが進むにつれてプレー時間を増やして主力に定着し、公式戦43試合に出場してカラバオカップ制覇やプレミアリーグ3位フィニッシュに貢献した。
しかし、遠藤を高く評価していたユルゲン・クロップ監督が今夏に退任し、後任にフェイエノールトを指揮したアルネ・スロット監督が就任。新指揮官の下で今夏に積極的な補強が敢行されることが予想され、中でもクラブが遠藤のポジションである守備的中盤の補強を優先すると考えられている。
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これを受け、遠藤の去就には注目が集まっており、今夏に売却される可能性も浮上。しかし、『The Athletic』のリヴァプール担当であるジェームズ・ピアース氏は日本代表MFが新体制となるチームの下でもプレーし続けることを予想した。
「リヴァプールは間違いなく彼を放出することを目指してはいないし、スロットが契約を3年間残す日本代表MFとの取り組みを楽しむと思う。来シーズンに彼がファーストチョイスの選手でなくなったとしても、その経験を考慮してエンドウはスカッドにおいておく最高のオプションだ。私は彼が残留することを期待している」