22日アーセナル戦→24日リーグ杯を戦う過密日程…ペップが怒り「理解できない」

マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督は、過密日程に怒りを覗かせた。

史上初のプレミアリーグ5連覇を目指し、開幕3連勝と見事なスタートを切ったマンチェスター・C。しかし18日からはチャンピオンズリーグ（CL）リーグフェーズもスタートし、日程は厳しいものに。18日にインテル戦を戦った後、22日にはプレミアリーグ第5節でアーセナルと激突、そして24日にはリーグカップのワトフォード戦を控えるなど、厳しいスケジュールとなっている。

こうした過密日程に、グアルディオラ監督も怒りを覚えているようだ。昨季もCL準々決勝セカンドレグ（レアル・マドリー戦）からわずか3日後にFAカップ準決勝（チェルシー戦）が行われたことを批判していたが、会見で昨季の件を引き合いに出して以下のように語った。

「我々は水曜日にレアル・マドリーとの準々決勝で延長戦を戦ったのに、なぜ日曜ではなく土曜に試合をしたんだ？ 放送局は『観客が多く、視聴率も高い』と話したが、全く逆だった。（もう1つのFAカップ準決勝で）マンチェスター・ユナイテッドとチャンピオンシップで素晴らしい成績を収めていたコヴェントリーの試合を組めば、もっと観客は多かったはずだ。なぜ我々の試合を日曜にできなかったんだ？」

「私には理解しがたい。放送局は『我々は我々の製品を守らなければならない』と言った。だが、これは私のクラブ、私の選手たちだ。だから不満を言ったんだ。あの敗戦を受け止めるのは時間が必要だったが、なぜあと1日くれなかったんだ？ なぜなんだ？ だからあの時、来シーズンも同じことが起きると話した。彼らが決めたのなら、それ以上は考えないのだろう。これが現実だ」

そして「カレンダーは修正不可能だ。選手や監督が不満を言うと批判されるが、健康の問題なんだ。医師は選手の身体は4～5日間で回復させなければならないと言うが、多くの場合は2日か3日だ」とし、「これから本当のシーズンが始まる。どう行動するのか見てみよう。選手たちは早く回復してくれるよ」と続けている。