マンチェスター・ユナイテッドのルベン・アモリム監督は、チームが抱える問題について語った。
今シーズン開幕から低調な戦いの続くマンチェスター・Uは、10月にエリック・テン・ハーグ監督を解任し、翌月にアモリム監督が就任。以降、エヴァートン相手に4-0で快勝したりと調子を取り戻したチームだが、4日には敵地で2位アーセナルに0-2で敗れて指揮官交代後初黒星を喫した。
そんなマンチェスター・Uは7日に大健闘するノッティンガム・フォレストと対戦。この一戦を前にしたプレスカンファレンスでアモリム監督はチームの問題について「我々はビッグクラブだが、ビッグチームではない。我々はこれを理解しているから、このように言うことに何の問題もない。我々にはいくつかの良い面があったが、やるべきことがとても多くあると感じられるはずだ。特にファイナルサードではもっと良くならないといけない」と話し、自身の考えを続けた。
「過去の栄光によって変われるわけではない。我々の選手は難しい現状にいることを理解しないといけない。我々はこのリーグで最高のチームではないが、我々の過去はこのリーグの最高のチームの1つだった。我々には問題があるが、まずはディテールに集中しないといけない」
また、今シーズンのプレミアリーグで1試合当たりの走行距離が15番目であることを受け、アモリム監督はチームの運動量の改善を目指した。
「走らないチームとともにプレミアリーグで優勝することは不可能だ。世界最高の選手たちを先発に起用することだってできるが、走らなければ勝てはしない。負けたくないのなら我々は凶暴な犬のように走り回らないといけない。問題は選手たちがこのようにできるかだ。トレーニングで慣れれば試合でもできるはずだ。彼らは成長できる。より速く走ることはできないが、トレーニングでもっと走ることはできる。彼らはプロアスリートだ」