Kylian-mbappeGetty Images

レアル・マドリーでの強烈な批判、性的暴行報道にPSGとの裁判も…エンバペは「精神的に苦しんでいる」?代表招集外が物議

フランス代表招集外となったFWキリアン・エンバペは、10月のインターナショナルウィーク以降は「精神的に苦しんでいる」と伝えられている。

今季から憧れと公言していたレアル・マドリーでプレーするエンバペ。ここまで公式戦15試合で8ゴール2アシストと結果を残しているものの、バルセロナ戦(0-4)やミラン戦(1-3)でチームが連敗を喫したこともあり、決定機を決められなかった場面や守備時の貢献などパフォーマンスに対して批判が強まっていた。

そして、代表招集に関しても物議を醸すことに。10月のインターナショナルウィークではコンディション面の問題で招集外となっていたものの、メンバー発表直後に行われたビジャレアル戦(2-0)で先発したことが話題になった。さらにフランス代表の試合日にストックホルムのナイトクラブで目撃され、スウェーデン一部メディアでは滞在中に女性に対して性的暴行を行ったとも報じられている。そうした中、先日発表された11月のフランス代表メンバーからも外れた。

以下に続く

フランス『レキップ』によると、スウェーデンの検察当局はエンバペの事件への関与を否定しており、選手の弁護団も完全に否定している。しかしこうした騒動に加えて、前所属クラブであるパリ・サンジェルマンと未払金5500万ユーロ(約90億円)をめぐる裁判や、レアル・マドリーでの強まる批判などの影響により、エンバペは「精神的に苦しんでいる」模様。フランス代表のディディエ・デシャン監督は「本人は参加したがっていた」と明かしたものの、こうした背景もあって11月の活動は不参加になった可能性が高いと伝えられている。

なお同メディアは、レアル・マドリー側はエンバペの招集外に「驚いている」とも指摘。コンディション面でも完全に回復しており、複数の情報筋は「我々は何も知らなかった」とも語っていたようだ。

11月はUEFAネーションズリーグを戦うフランス代表。14日にイスラエル代表、17日にイタリア代表と対戦する。

広告