ファビオ・カペッロ氏が、ミランのFWラファエウ・レオンとDFテオ・エルナンデスを痛烈批判した。イタリア『スカイスポーツ』が伝えている。
開幕から未だ勝利のないパウロ・フォンセカ新体制のミランは、セリエA第3節ラツィオとの試合に2-2で引き分けた。この試合の73分、途中出場のレオンとテオ・エルナンデスがチームメイトと離れて給水タイムを過ごしたことが物議を醸している。
フォンセカ監督は、途中出場の2人が給水を必要としていなかったと事情を説明。しかし、現役時代にミランでプレーし、監督としてもスクデットやチャンピオンズリーグのタイトルなどをミラノにもたらした名将、カペッロ氏は納得できなかったようだ。
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『スカイスポーツ』のテレビ番組に出演したカペッロ氏は「まるで子どものようだよ。(席を立って地団駄を踏みながら)『僕は行かない…』ってね(笑)。私が監督だったら、2人のお子様のワガママを快く思わなかっただろう。チームに対するリスペクトを欠いている。まるで他の選手たちがプレーに値しないと考えているかのような振る舞いだ」とコメント。2人がベンチとは反対サイドで給水したことが、チームメイトに対して失礼に当たると語った。
続けてカペッロ氏は「このような態度は『僕がいつもプレーするべきで、君たちは常に控えであるべき』と言っていることを意味する。これはダメだ」と言及し、チームの輪を乱しかねない行動に警笛を鳴らしている。