Paulo-Fonseca(C) Getty Images

鈴木彩艶の好守もありパルマに敗戦…ミラン監督が苦言「守備の姿勢と積極性に問題がある」

ミランのパウロ・フォンセカ監督が、24日に行われたセリエA第2節パルマとの試合後『DAZN』のインタビューに応じ、チームのパフォーマンスについて苦言を呈した。

フォンセカ監督は昨季、フランスのリールでチャンピオンズリーグ出場権を獲得するなどの成績を収めると、契約満了に伴い退任。今夏3年契約でミランの新監督に就任した。

しかし、ミランでの新シーズンはトリノとの開幕戦に2-2で引き分け。続く第2節パルマ戦では、日本代表GK鈴木彩艶の好セーブに阻まれるなど苦戦し、1-2で敗戦。開幕から未だ勝利なしと、厳しい状況が続いている。

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そんな中、試合後のインタビューに応じたフォンセカ監督は「守備の姿勢や守備の積極性に問題があるのは明らかだ。うまくプレスをかける能力がなかったし、守備面でも非常に悪かった」と守備面に問題があったことを口にした。

続けて「デュエルでミスを犯したり、プレッシャーエリアや守備エリアへの到着が遅れたりした。多くのミスがあったたため、我々より多くのチャンスを作ったパルマを相手に、勝つことは不可能だった。責任は私にある」と語っている。

その一方で、「この結果に失望している。しかし、攻撃面では多くのことを生み出した。この1週間トレーニングはうまくいっているし、自信もある。リーダー不足?チームを引っ張れる選手は何人かいる」と評価できる点にも触れ、攻撃面に関しては一定の手応えを感じていることも明かした。

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