モナコの南野拓実がメス戦で先制点をマークして勝利に貢献した。
30日に行われたリーグ・アン第27節でモナコは敵地でメスと対戦。南野はこの試合で1トップのウィサム・ベン・イェデルの後方で先発出場した。
勝利すれば2位にまで順位を上げられるモナコは、降格圏に沈むメス相手にペースをつかむと、早々に先制点を奪う。左サイドからのエリーゼ・ベン・セギルのクロスをペナルティエリア内で受けた南野は左足での巧みなコントロールから素早く反転しながら右足でゴールニアサイドに流し込んだ。なお、この得点は同選手にとって2月25日のRCランス戦以来となる今シーズン7ゴール目になった。
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このゴールで勢いづくモナコは、10分にマグネス・アクリウシェが個人技からネットを揺らして追加点を挙げる。さらに、その6分後にはアレクサンドル・ゴロヴィンのクロスをファーサイドに走り込んだヴァンデルソンがボレーで合わせて3点目のリードをもたらした。
3点のリードで後半に入ったモナコは65分に南野ら3選手をベンチに下げる。その後、76分に途中出場したフォラリン・バログンがハイプレスから相手GKのミスを誘ってダメ押しとなるチーム4点目をマークする。
78分にはメスがパパ・アマドゥ・ディアロのゴールで1点を返し、6分後にはイブ・サネが追加点を挙げて2点差に縮める。それでも87分、CKをニアサイドでティロ・ケーラーがすらすと、ファーサイドのバログンが合わせてこれでチーム5ゴール目。
試合はこのまま終わり、南野が先制点をマークしたモナコが5-2でメスを退けて暫定的にリーグ2位に浮上した。