brazil(C)Taka Nishina

なでしこジャパン、ブラジルにPK戦で敗戦…アメリカ遠征は勝利なしで終了

女子日本代表(なでしこジャパン)がシービリーブスカップ3位決定戦でブラジル女子代表と対戦した。

初戦はアメリカ女子代表に敗れたなでしこジャパン。ブラジル戦では清水梨紗、長谷川唯、藤野あおばらが先発した。熊谷紗希、長野風花らはベンチスタートとなっている。

なでしこジャパンはブラジルの厳しいプレスに苦しむ時間が続くが、35分に長谷川が個人能力でプレスを回避し、右サイドへ展開。浜野まいかのクロスに中で田中美南が合わせ、なでしこジャパンが先制点をつかんだ。

以下に続く

その後のピンチもGK山下杏也加が安定したセービングを見せ、なでしこジャパンリードで前半を終える。

54分には藤野のカットインから左足を振り抜くが、GKに阻まれ2点目は生まれない。65分には相手のハイキックでなでしこジャパンがPKを獲得すると、キッカーは田中美南。左を狙ったシュートはGKに読まれ、セーブされてしまう。

すると71分、コーナーキックからニアでクリスチアーニに合わされ、同点に追いつかれる。79分には途中出場の宮澤ひなたが決定機を迎えるも、シュートはGKにセーブされて決定機を逃す。

1-1のまま90分間を終え、規定によりPK戦に突入。先攻の日本は長野や長谷川ら3人全員が失敗。一方のブラジルは3人全員が成功し、PK戦はブラジルに軍配が上がっている。

広告