Kazu MiuraGetty Images

56歳でも現役の世界最年長サッカー選手の三浦知良、伊で再注目「彼を追い抜くのは難しい」

世界最年長サッカー選手について、『Bwin』イタリア版が特集を組み、オリヴェイレンセに所属する56歳の元日本代表FW三浦知良にスポットライトを当てた。

イタリアの特集記事は、「サッカー史上最年長の選手たち…首位は日本人選手のミウラ」の見出しをつけると、「現代は、40歳まで続けてから現役引退を決断する選手がますます増えているが、過去には50歳に到達した選手もいる。もちろん最年長は元ジェノアの1967年生まれの選手だ」などと注目した。

「選手のキャリアは、35歳を迎える前から下降し始めるが、近年は引退前に40歳の節目に到達した選手のケースも多い」と指摘。そんな中で「世界最年長の選手は誰だろうか?」と疑問を提起すると、「現在、そのタイトルはセリエAで古い顔なじみの日本人選手カズヨシ・ミウラのものだ」と綴り、現在もポルトガルで活躍する三浦を紹介した。

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セリエA初の日本人選手である「ミウラは1990年代半ばにジェノアでプレーし、実に56歳を迎えた2023年には、オリヴェイレンセと契約を結んだ」と注目。「これまで、これほどまでに到達した長寿の選手はいない。誰かが彼を追い抜くことは難しい」との見解を示した。

過去に長い現役生活を送った選手は、51歳で引退したケヴィン・プール氏や47歳までプレーしたピーター・シルトン氏、エジプト代表として45歳で2018年ワールドカップに出場したエサム・エル・ハダリらGKが多い中、三浦はフィールドプレーヤーであるうえ、「現役最年長選手でもある」と指摘。「ミウラ以外のフィールドプレーヤーで最年長の選手は、50歳で引退を決断したイギリス人のスタンリー・マシューズだ」と振り返った。

最後にセリエAの最年長選手にも注目。元イタリア代表GKのジャンルイジ・ブッフォン氏が43歳3カ月でセリエAでのキャリアを終えたことを紹介したほか、元ラツィオGKのマルコ・バッロッタ氏が44歳1カ月までプレーしていたことを伝えた。また、フィールドプレーヤーでは、41歳で引退したズラタン・イブラヒモヴィッチ氏やアレッサンドロ・コスタクルタ氏らを挙げた。

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