パリ五輪の男子サッカー競技は、現地時間27日に第2節が行われた。
優勝候補のスペインは、フェルミン・ロペスらの得点によってドミニカ戦3-1を制して連勝。決勝トーナメント一番乗りとなった。この他、グループCではウズベキスタンに勝利したエジプトが最終節引き分け以上で決勝T進出を決められる状況としている。
また、開催国のフランスも1-0でギニアを下して連勝。そのフランスに初戦で敗れていたアメリカはニュージーランドと対戦し、前半だけで3得点を奪うと最終的に4-1で快勝し、3位ニュージーランドと勝ち点3で並ぶ2位につけている。フランスは勝ち点を「6」に伸ばしたが、決勝T進出可否は最終節次第となった。
グループBでは、初戦でモロッコに敗れていたアルゼンチンがイラクに3-1で勝利。一方のモロッコはウクライナに1-2で敗れ、4チームが勝ち点3で並ぶ大混戦となった。
そして、グループDの日本はマリとの一戦で終盤までスコアレスという苦しい展開となったが、82分に山本理仁が決勝点を奪取。1-0で連勝を飾り、決勝トーナメント進出を決めた。他会場では、日本に0-5で敗れていたパラグアイが4-2でイスラエルとの打ち合いを制している。
パリ五輪男子サッカー第2節の結果は以下の通り。
■第2節 結果
・グループA
ニュージーランド 1-4 アメリカ
フランス 1-0 ギニア
・グループB
アルゼンチン 3-1 イラク
ウクライナ 2-1 モロッコ
・グループC
ドミニカ共和国 1-3 スペイン
ウズベキスタン 0-1 エジプト
※スペインのグループ突破が決定!
・グループD
イスラエル 2-4 パラグアイ
日本 1-0 マリ
※日本のグループ突破が決定!