トッテナムDFクリスティアン・ロメロは、アンジェ・ポステコグルー監督を擁護している。
8日に行われたプレミアリーグ第15節で、チェルシーと対戦したトッテナム。開始5分、11分と立て続けに先制点を奪って試合の主導権を握ったかに見えたが、その後痛恨の4失点を喫することに。終了間際にソン・フンミンが追加点を奪ったが、そのまま3-4で敗れた。
これでリーグ戦は連敗、直近の公式戦7試合でわずか1勝(2分け4敗)にとどまるトッテナム。プレミアリーグでも勝ち点20のまま11位に転落した。こうした状況からポステコグルー監督へのプレッシャーは高まっており、前節にはファンと激しく衝突する姿も話題に。またチェルシー戦では、ケガから復帰したばかりのロメロとミッキー・ファン・デ・フェンを先発起用したが、両選手ともに負傷交代を強いられており、この決断にも疑問の声が上がっている。
一部では解任の声も聞こえ始めているが、選手はポステコグルー監督を支持しているようだ。ロメロは試合後、『BBC』で以下のように語っている。
「彼は素晴らしい監督だよ。最初のシーズンでそれを実感した。2年目は負傷者が多すぎるんだ。まず批判されるのは選手たちで、10試合も負けたらスタッフを変えろと言うのだろう。だが、実際に何が起きているかは誰も話さない」
「僕やチームメイトを含めて、スタッフには大満足だよ。彼らの働き方やトライするスタイルは気に入っている。できるだけ早く前に進めるようにハードワークを続けていくよ」
なお、ソン・フンミンは『スカイスポーツ』で「こういった難しい時期こそ団結しないと。これが非常に重要だ。選手たちはとても若いし、以前よりもサポートを必要としている。ファンはいつも素晴らしい声援をくれるけど、選手たちももっと頑張らないといけない時だ。大きなサポートと、大きな声援が必要だよ」とファンにサポートを呼びかけている。