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Pep Guardiola Manchester City 2023-24Getty Images

プレミア勢のCL&EL全滅はPSRの影響?『BBC』記者陣が議論「システム全体にとって衝撃」

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チャンピオンズリーグ(CL)とヨーロッパリーグ(EL)の準々決勝でプレミアリーグ勢がすべて敗退したことについて、イギリス『BBC』の記者陣が持論を展開した。

今季のCLではアーセナルとマンチェスター・シティが、ELではリヴァプールとウェストハムが準々決勝まで進出していたプレミアリーグ。しかし、セカンドレグですべてのクラブの敗退が決定した。両大会の準決勝にプレミアリーグ勢が不在なのは、2014-15シーズン以来のことに。また、21世紀に入ってからは3度目の出来事となっている。

『BBC』は「豊富な資金力でプレミアリーグは世界最高であることに疑問の余地がないほど成長してきた」としつつ、過去10年間の純支出額(選手獲得に支払った移籍金から放出などで受け取った移籍金の差額)のトップ20クラブの内、13チームがプレミアリーグ勢であることも紹介。今季CLでプレミアリーグ勢を破ったバイエルン(18位:2億9400万ポンド)やレアル・マドリー(19位:2億7760万ポンド)よりも、クリスタル・パレス(16位:3億2230万ポンド)やボーンマス(17位:2億9490万ポンド)の方が多いことなどを指摘した。

以下に続く

そして議題はPSR(プレミアリーグの収益性と持続可能性に関する規則)に。各クラブは3年間で1億5000万ポンド(約283億円)を超える損失を報告することができず、エヴァートンやノッティンガム・フォレストはこの規則違反により勝ち点剥奪処分を受けている。

それらの影響を踏まえた上で、『BBC』のジョン・マレー記者は「(プレミアリーグ勢は)伝統的な基盤になっていたので、(CLとELの敗退は)システム全体にとって衝撃だ」としつつ、以下のように続けた。

「我々がPSRやファイナンシャル・フェアプレーを達成できていた理由の一部は、多くのプレミアリーグクラブが持つ力によるものだと何年も聞いてきた。だが、彼らは自由を制限された。今季はそれが影響し、思ったほど強くないということだろうか? おそらくそうだろう」

一方でスペイン人記者グイレム・バラゲ氏は、それを判断するのは時期尚早だと指摘している。

「シーズンのこの段階では、チームは疲労が溜まっているか精彩を欠いている。プレミアリーグは非常に厳しい。結論を出すまでには5年かかるよ。これは多くのことが重なった結果かもしれないからだ。この状況が5年も続けば、どこかに問題があるかもしれない。来シーズンもイングランドの優位性は続くだろう。これはアクシデントだと思うよ」

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