スポルティングCPを率いるルベン・アモリム監督が、指導者としての哲学を語った。『TNT Brazil』が伝えている。
2020年からスポルティングを率いるアモリム監督は、2020-21シーズンと2023-24シーズンにリーグ制覇を達成。今シーズンもここまでリーグ戦10戦全勝、35得点3失点と圧倒的な成績を収めている。
そんなアモリム監督だが、11月11日からマンチェスター・ユナイテッドの指揮官となることが決定。今季プレミアリーグ13位に沈む名門を立て直すことが期待されている。
欧州でも現在最も注目を集める指揮官の一人となっているアモリム監督は、自身の仕事について「天職だと思う」と語り、その理由を明かした。
「私は選手を手助けするのが好きなんだ。自分も選手だったし、多くのことを経験してきた。まずは彼らを人間として扱うところから始まり、残りの部分はそれからだ。その残りの部分がサッカーだがね」
また、5日のチャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズでスポルティングはマンチェスター・シティに4-1で快勝。この結果は驚きをもって伝えられているが、アモリム監督は冷静な見解を示した。
「あの結果は誤解を招くと思う。私たちはビッグ5のチームではないからあのようなプレーが許されたんだ。守備的に戦い、カウンター攻撃を狙うというね」
そして、マンチェスター・Uを率いた際はまったく違う戦いになると予想した。
「マンチェスター・ユナイテッドに行けば、遅かれ早かれああいったチームと対戦しなければならないし、それはまったく別だ。私だっていつも守備をするということを(マンチェスター・Uで)やりたいわけではない。マンチェスター・ユナイテッドはああいったクラブと衝突しなければならない。ライバル関係になるだろう」