アーセナルのMFマルティン・ウーデゴールは来シーズン、「トロフィーで報われる」と確信しており、昨シーズンの失意からさらに強くなって戻ってくることを誓った。『ESPN』が伝えた。
ミケル・アルテタ監督率いるアーセナルは昨季、プレミアリーグになってクラブ記録となる28勝、91得点という素晴らしい数字を記録したが、マンチェスター・シティをあと一歩のところでかわすことができず、4連覇を達成されてしまった。
そんなアーセナルは他のほとんどのクラブに先駆けて2024-25シーズンの準備を開始。EUROやコパ・アメリカに参加していない9人の選手（ウーデゴール、ベン・ホワイト、ユリアン・ティンバーを含む）がクラブスタッフとともにスペインのマルベージャに集結し、コンディショニングと家族との時間を両立させるキャンプに参加している。そこでウーデゴールは来季への強い思いを口にした。
「以前も話したように、我々は歴史を作った。そのことを誇りに思わなければならない。優勝するには十分ではなかったが、それが我々の目標だった。あれほど近づいていながら、みんな少し落胆していたよ。だけど、サッカーは僅差のスポーツだ。1試合だけを見るのは簡単だけど、シーズン全体を見なければならない。そして繰り返すけど、僅差なんだよ。我々には優勝するための一貫性が足りなかった」
「我々はそれを勝ち取らなければならない。改善できることを知っているし、もっと良くなることも分かっている。今はそのために取り組んでいる。ゲームの細かな部分や長いシーズンをどう乗り切るかという小さな詳細だけだ。惜しかったけど、間違いなくもっと強くなって戻ってくるよ。毎日少しずつ良くなるために小さなことを積み重ねることが大切で、最終的にはトロフィーという形で報われると確信している」
アーセナルは今月後半にアメリカに向かい、ボーンマス、マンチェスター・ユナイテッド、リヴァプールとプレシーズンマッチを行う予定となっている。