Son Woong-jung GFXGetty Images/Goal

韓国代表FWソン・フンミンの父が児童虐待で罰金と報道…自身アカデミーの沖縄遠征中に暴行か

トッテナムに所属する韓国代表FWソン・フンミンの父親が、児童虐待の容疑で罰金の支払いを求められたことを、韓国『聯合ニュース』が報じた。

2015年から所属するトッテナムで継続的に活躍し、2021-22シーズンにはプレミアリーグ35試合23得点で得点王に輝いたソン・フンミン。アジア史上最高の選手とも称される同選手だが、育成年代では父親のソン・ウンジョン氏による熱心な指導があったことが、指導方法を明かす著書などによって知られている。

しかし、今回の報道によれば、ソン・ウンジョン氏と兄のソン・フンユン氏が、コーチを務めている「ソン・フットボール・アカデミー」で教え子を虐待していた疑惑が生じていたとのこと。告発は今年の3月に行われており、具体的には日本・沖縄でのトレーニングキャンプ中にソン・ウンジョン氏がコーナーフラッグで被害少年の太ももを殴ったとされている。

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少年はこの暴行で負傷し、2週間の治療が必要になったと報じられており、両親は『聯合ニュース』に対して「息子がどれほど怖がっていたかを考えると腹が立ちます。警察に通報することにしたのは、このような事件がもう二度と起きてほしくなかったからです」とコメントしている。

疑惑について調査が行われた結果、ソン・ウンジョン氏らは現地8月30日に処分を言い渡されたとのこと。検察は非公開の罰金とともに、将来の児童虐待を防ぐための特別なトレーニングプログラムを完了するよう求めているようだ。

このことについて、加入のソン・ウンジョン氏も以下のような声明を発表した。

「今回の事件は体罰ではなく、フィットネストレーニングの一環として双方が合意した出来事でした。時代や法律の変化によって定められた限界に追いつけず、自分のやり方に固執したことを償うために反省します。私のアカデミーのコーチが若い選手たちへの愛情に基づかない行動をとったことは、一度もないと誓います。原告の発言の多くは真実ではありません。アカデミーの私たちは捜査中、事実を歪曲したり隠したりすることなく、当局に全面的に協力しています」

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