Lucas Hernandez injured Borussia Dortmund PSGGetty Images

リュカ・エルナンデス、今度は反対側の膝靱帯断裂の重傷…長期離脱でEURO2024欠場へ

パリ・サンジェルマン(PSG)は、リュカ・エルナンデスが左膝の前十字靭帯断裂の重傷を負ったことを発表した。

1日の敵地でドルトムントに0-1で敗れたチャンピオンズリーグ準決勝ファーストレグに先発したエルナンデス。決勝点となったニクラス・フュルクルクのシュートをブロックしに行こうとした際に負傷し、そのままプレー続行不可能となり、ベンチに下がっていた。

試合後、ルイス・エンリケ監督はエルナンデスの状態について「とてもポジティブであるようには見えない」と明かしており、重傷の可能性が指摘されていた。

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そして2日、PSGはクラブの公式ウェブサイトで「リュカ・エルナンデスはチャンピオンズリーグのドルトムントとパリ・サンジェルマンの一戦の中で負傷し、左膝の前十字靭帯断裂を負った。本日実施されたMRI検査でクラブドクターにより診断が下された。選手は今後数日中に手術を受ける」と伝えた。

なお、膝の前十字靭帯断裂を負った場合、競技復帰までに通常8カ月程度を要する。場合によっては離脱期間が延びることもあり、エルナンデスの復帰は早ければ2024年末、もしくは2025年以降になる可能性もある。そのため、フランス代表として出場することが期待された今夏のEURO2024を欠場することも決定的だ。

エルナンデスは2022年ワールドカップでも同様に膝を負傷。その際、今回とは反対側の右膝の前十字靭帯断裂を負っており、復帰までに約8カ月間を要していた。

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