レアル・マドリーMFエドゥアルド・カマヴィンガが、同クラブ1年目の日々について語っている。
昨夏の移籍市場で、推定移籍金3000万ユーロでレンヌからマドリーに加入したカマヴィンガ。加入当初こそ、ぎこちないプレーも見られたものの、シーズン後半戦になるとその卓越したフィジカルでもってプレッシング、ボール奪取において存在感を発揮するようになった。
そんなカマヴィンガは『フランスフットボール』とのインタビューで、マドリーでどういった日々を過ごしてきたのかを語った。練習初日から、驚きの連続だったようだ。
「最初の練習で、僕は自分にこう言い聞かせたんだ。『エドゥアルド、ロンドでそれほど長く中にいないようにするんだぞ』って。でも成功はしなかった。ボールのスピードに少し驚いたよ」
カマヴィンガはまた、現在のところチーム唯一のバロンドール受賞者MFルカ・モドリッチ、アンカーの先輩でもあるMFカセミロの印象についても語った。
「ルカは直感やプレービジョンといったものを持っている。やっぱり、バロンドールって伊達じゃないよ。彼からアウトサイドのパスを受けるときなんて……もう。もし僕がああしたことをしたら足首を壊すね。彼は攻撃も守備も同じくらい積極的で、だから僕も彼の動きから学ぼうとしている」
「6番(アンカー)としてプレーするとき、彼(カセミロ)からは落ち着けと言われる。何よりも、早い段階でカードをもらわないようにね。そうなればプレーを変えなくてはいけないから」
まだ19歳のカマヴィンガだが、全員が30歳以上のモドリッチ、カセミロ、MFトニ・クロースに対しても、物怖じすることはないようだ。
「誠実に言わせてもらうけど、ここで気持ち良く過ごせるように、みんなから助けてもらっているよ。僕もオープンな人間で、質問があるときにはそうするようにしている。トニでもルカでもほかの選手たちでもね。もちろん、まず自分から近づけば、彼らだってもっと簡単にこっちの方に来てくれるようになる」
「彼らみたいな選手から学べること、それこそが本当のチャンスなんだよ」