レアル・マドリーのイングランド代表MFジュード・ベリンガムがアイルランド国籍取得証明を進めているようだ。スペイン『マルカ』が伝えた。
今夏に1億ユーロ(約155億円)を超える移籍金でドルトムントからレアル・マドリー入りした20歳のベリンガム。日本時間27日に行われたプレシーズンマッチのマンチェスター・ユナイテッド戦で新システムの4-4-2のダイヤモンド型の中盤トップ下を務め、見事なゴールを記録するなど、早くもそのポテンシャルを見せつけている。
そのベリンガムは当初、ブレグジット(イギリスの欧州連合離脱)からレアル・マドリーではEU圏外枠の選手となる見込みだった。しかし現在、祖母がアイルランドにルーツを持つことから有するアイルランド国籍パスポートの証明書と有効性に関して、レアル・マドリーが同国大使館への確認を進めているという。レアル・マドリーでは昨季開幕前、ブラジル代表のFWヴィニシウス、FWロドリゴ、DFエデル・ミリトンがEU圏外枠を占めていた。そんな中、ヴィニシウスの取得を筆頭に、ロドリゴ、ミリトンの取得も報じられており、現在はEU圏外枠の問題を抱えていない状態。それでも、既に加入が内定している17歳のブラジル人FWエンドリッキら今後のEU圏外枠の選手補強を考慮した場合、ベリンガムが無事にEU圏内枠となればクラブにとってポジティブな材料となる。
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