リヴァプールのユルゲン・クロップ監督は、一部で心配されるFWモハメド・サラーを擁護している。
18日に行われたヨーロッパリーグ(EL)準々決勝セカンドレグで、アタランタと対戦したリヴァプール。ホームでのファーストレグで0-3と完敗していた中、敵地では開始7分にサラーのPKで先制に成功する。しかしその後は猛攻実らず、1-0で終了。2試合合計スコア1-3で敗退が決まった。
試合後、クロップ監督は会見で「我々は今夜敗退したわけではない。先週のホームで敗れたんだ」とし、「アタランタを祝福するのは簡単だよ。彼らは突破に値するからね」とホームでのファーストレグの結果を嘆きつつ、相手チームを称えた。
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なお、一部現地メディアの間ではサラーの調子を心配する声も挙がっている。今季も公式戦38試合で24ゴールを奪うエースだが、今年1月末から3月頭まで、リヴァプール加入後では初となる長期離脱を強いられた。それ以降はフォームを落としていることが指摘されており、アタランタ戦でも決定機を逃している。しかし、クロップ監督は31歳エジプト代表FWの状態を心配していないようだ。
「特に心配はしていないよ。そういったことはストライカーにあるものだし、我々も、彼も経験しなければならない。モーはチーム内で最も経験のある選手だ。確かに、これまでの人生で一度もチャンスを逃さなかったわけではない。だが、それが試合の一部なんだ」
「PKは非常に説得力があったよ。次に迎えたチャンスは不運だったが、彼がチャンスを外したのは初めてではない。それについてあまり話を大きくしたくないね」