ブンデスリーガは21日に第15節が行われ、ホルシュタイン・キールとアウクスブルクが対戦した。
今季ブンデスリーガ1部に昇格したキールだが、ここまで第9節ハイデンハイム戦(1-0)の1勝のみ。直近も5連敗で勝ち点5の17位に沈むなど、苦しい戦いが続いている。そして迎えた年内最後となるハイデンハイム戦では、ホームに13位アウクスブルクを迎えた。町野修斗は直近8試合で先発2試合とポジション争いに苦戦していた中、2試合ぶりにスタメン出場のチャンスを得ている。
するとこの一戦で、先発起用された町野修斗が結果を残す。まずは1点ビハインドで迎えた12分、ボックス左のスペースへと抜け出し、ローゼンブームの同点弾をお膳立て。さらに32分、見事なターンで左サイドを突破してクロスを送り、ハーレスの逆転弾をアシストした。町野修斗の勢いは止まらず、チームが3点目を奪った後の39分、鋭いキックでFKを直接叩き込んだ。25歳FWの1ゴール2アシストで、キールが3点をリードして前半を折り返す。
以下に続く
後半に入っても、キールは52分に町野修斗がアシスト場面と同じような抜け出しからクロスを送って決定機を作る。すると69分、ホルトビーの意表を突いたFKからハーレスがネットを揺らしたが、これはVARレビューでオフサイドの判定に。80分の町野修斗の決定機はGKに防がれたが、キールはリードを守り、4-1で今季ブンデスリーガ待望の2勝目を挙げた。そしてこの試合で1ゴール2アシストの大活躍を見せた町野修斗は、今季の成績を5ゴール2アシストに伸ばしている。