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シメオネ「レアル・マドリーは世界最高のチームであり、これからもそうあり続ける。彼らは若返りながら成長を続けているんだ」

アトレティコ・マドリーのディエゴ・シメオネ監督は、レアル・マドリーが「世界最高のチーム」であるとの見解を述べている。

今季ラ・リーガを4位で終え、12シーズン連続でチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得を決めたシメオネ監督率いるアトレティコ。だが初めて3位以内に入れなかったことや今季無冠で終えたことで、不満を抱えているサポーターも少なからず存在している。

しかしシメオネ監督は、アトレティコの目標があくまでCL出場権獲得であることを強調。そしてラ・リーガで優勝する場合には、「世界最高のチーム」レアル・マドリーがつまずく必要があることを説いている。

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「12シーズンだったかよく覚えていないが、毎シーズンにわたってCL出場を決めていればそれが簡単なことのように思われてしまう。私たちは財政的にも歴史的にも強力な8チームと争いながら出場権を獲得している。それがまるで容易なことのように考えられているが、実際はそうではないんだよ」

「私たちは私たちが持っているものを、私たちがどこから来たのかを、私たちが何を目標にしているのかを自覚していなくてはならない。私たちの目標は毎シーズンCL出場に残ることだ。なぜならば私たちには毎シーズン出場権を獲得するための予算があるのだから……もちろん圏外になる可能性だってあるがね」

「私たちにはCL出場権を獲得する責任がある。そこからリーガ王者になることもできるのだろうが、しかし今のレアル・マドリーは世界最高のチームで、これからも世界最高のチームであり続けるだろう。彼らの陣容は若返りつつ、成長を続けているのだから。だが、もちろん困難なことだとしても、すでに王者になった経験があるならば、またそうなりたい気持ちはあるものさ」

「簡単ではないよ。CL出場権を手にすることも優勝することも簡単ではない。私たちがすべきことは、これまでそうしてきた通り、120%の力で準備をすることにほかならない。100%では届かないし、80%ならばなおさら無理だ。私たちの眼前にあるものに近づくためには120%の力を出さなければダメだし、それに下にいるチームも成長し、成長し、成長を続けていることも頭に入れておかなければならない。人生はそういうものなんだよ」

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