このページにはアフィリエイト リンクが含まれています。提供されたリンクを通じて購入すると、手数料が発生する場合があります。
Takefusa KuboGetty Images

久保建英のパリ五輪出場、ソシエダ側は難色?地元記者「これ以上の消耗を望んでいない」

パリ・オリンピック招集が噂されるレアル・ソシエダMF久保建英について、スペイン『ムンド・スポルティーボ』が分析している。

先日のU-23アジアカップ準決勝で、イラク代表を2-0で下したU-23日本代表。見事8大会連続のオリンピック出場を決めた中、今回の大会には帯同していなかった久保の状況に大きな注目が集まっている。現在22歳とオリンピック出場の資格はあるものの、本大会は7月24日~8月9日までの予定であり、FIFAが定める日程外の大会であるためクラブが招集に応じる義務もない。新シーズンへ向けた準備への影響が予想されるため、ソシエダ側が送り出すかは現地でも話題となっている。

そんな中、『ムンド・スポルティーボ』のソシエダ番記者は「久保とパリ五輪:意見の相違」と題して久保の状況に注目。「日本はオリンピック出場権を獲得したが、ラ・レアルは帯同を望んでいない」とし、以下のように続けた。

以下に続く

「ラ・レアルの選手たちはここ数日、ラ・リーガとチャンピオンズリーグの戦いによって蓄積された疲労が顕著だ。しかしこの夏は、シーズン終了直後に日本での試合があり(東京ヴェルディ戦)、その後はユーロカップにオリンピック、そしてもちろん9月2日の移籍市場閉幕まで多忙を極めることが予想される」

「そして日本がオリンピック出場決めたことで、タケ・クボの参加に関して緊張感が生まれている。日本からの情報によれば、本人は出場する意向であるようだ。だが、ラ・レアルは賛成していない。上層部は、彼にとって2024年はアジアカップもあったことで非常に厳しいシーズンだと理解しており、新シーズン開幕数週間前にさらに消耗することを望んでいない」

「新シーズンの開幕は8月16日と予想されるが、もしオリンピックに参加すればプレシーズンには帯同できず、十分な準備期間がないまま到着することになる」

その上で『ムンド・スポルティーボ』は、30日にソシエダの関係者と連絡を取ったと主張。久保本人がオリンピック出場を望んだ場合、直接話し合って合意できるように努力すると回答したようだ。今後の動向に大きな注目が集まっている。

広告