リヴァプールのユルゲン・クロップ監督が、2ゴールを奪ったFW南野拓実を称えている。
昨季後半は出場機会を求めてサウサンプトンへのレンタルを決断していた南野。今季は再びリヴァプールに合流し、プレシーズンでも好調ぶりをアピールしていたが、公式戦6試合で一度も出番が訪れない日が続いていた。
そんな中で迎えた21日のカラバオ・カップ3回戦のノリッジ戦、南野は左ウィングで今季初先発を飾ると、開始4分に早速先制点を奪う。さらに80分にもネットを揺らし、この日自身2ゴール目を奪った。3-0の快勝に大きく貢献している。
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試合後クロップ監督は、日本代表FWについて言及。「彼はトップクラスだ。選手はプレーしたいもので、それは明らかだよ。彼は代表チームでケガをして、その後は少しフィットしていなかったんだ。60週間何もしていないわけではなかったけどね」としつつ、パフォーマンスを称えた。
「ケガをした後のことだが、タキはとても良い状態になったし、良いトレーニングもしている。2ゴールに相応しかったよ」
「1点目は頭の回転が早く、フィニッシュも良かった。2点目はよく見えなかったが、ボックス内にうまく侵入したね。プレシーズンは本当に良かったんだが、代表チームでケガを抱えてしまっていたんだ。でも、今は戻ってきた」
また試合を振り返り、「選手たちは本当に良くやってくれた。最大の驚きは、(3トップ)全員が90分間プレーできたこと。大きな瞬間だったので、本当に嬉しく思うよ」と語っている。