元リヴァプールのチアゴ・アルカンタラが現役からの引退を決断したようだ。
2019-20シーズンにバイエルン・ミュンヘンの3冠達成に貢献したチアゴは、直後にリヴァプールに新天地を求める。4シーズンで公式戦98試合に出場してFAカップ制覇やカラバオカップ制覇に貢献したものの、近年は負傷の影響で思うようにプレーできず。昨シーズンに至っては公式戦1試合でしかピッチに立てなかった。
そして今夏、チアゴは契約満了に伴いリヴァプールを退団。バイエルンで数々のトロフィーを勝ち取り、スペイン代表としても活躍した33歳の同選手の将来は不透明な状況が続いている。
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そんな中、移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏によると、チアゴはプロフェッショナルフットボールから引退することを決断した模様。ドイツ『スカイ』も同様に同選手が現役引退を決めたことを伝えている。
2009年にバルセロナでファーストチームデビューを飾ったチアゴは、2013年にバイエルンに加入。チームの主力として7度のブンデスリーガ優勝や4度のDFBポカール制覇、2020年のチャンピオンズリーグ制覇を成し遂げた。その後の2020年夏からはリヴァプールに加入して負傷に苦しみながらも4シーズンの間在籍した。
また、チアゴは各年代のスペイン代表にも選出され、2011年にスペイン代表デビューを飾った。以降、負傷に泣かされながらも46キャップ2ゴールを記録した。