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「ずっとドイツに興味があった」日本代表主将・吉田麻也のシャルケ移籍が発表! 板倉滉と入れ替わりのフリー加入、欧州4カ国目に

シャルケは5日、日本代表の主将を務めるDF吉田麻也を獲得したことを発表した。移籍金なしのフリートランスファーとなる。契約期間は2023年6月までで、1年の延長オプションが付帯している。

これまで名古屋グランパス、VVVフェンロ、サウサンプトン、サンプドリアでプレーしてきた吉田。昨シーズンもセリエAで26試合に出場した吉田だが、契約満了での退団が決まっていた。

注目の新天地としてはJリーグ復帰も噂されていたが、4日にシャルケ入りが濃厚になったと報道。既報通り、ブンデスリーガへの初挑戦が決まった。吉田はオランダ、イングランド、イタリアに続く、欧州4カ国目でのプレーとなる。

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吉田は「シャルケのユニフォームを着ることができて、とても嬉しい。チームメイトやファン、スタッフたちと会えるのが楽しみ。何年も前、内田篤人が右サイドバックを務めていた時にフェルティンス・アレーナでの試合を観た。長い間ずっと、ブンデスリーガを興味深く見てきて、だからこそ一員になれるのが嬉しい」と、元同僚でシャルケで実績をあげた内田篤人氏の名前を出しつつ喜びを語った。

一方のシャルケでは、昨季にマンチェスター・シティからレンタル加入していた板倉滉の買い取りオプションの行使を財政面から断念。同選手が2日にボルシア・メンヒェングラットバッハ(ボルシアMG)に移籍した中、後釜のセンターバックとして日本代表の主将に白羽の矢を立てた。

昨季のブンデスリーガ2部を制して1部に復帰したシャルケは、ドイツ人のフランク・クラマー監督を6月に迎え、新たなスタートを切っている。

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