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japan(C)Kenichi Arai

【シミュレーション】日本代表、パリ五輪組み合わせはどうなる? アジア制覇でスペイン回避でも強敵揃い

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AFC U-23アジアカップ カタール2024の決勝に進出したことで、U-23日本代表はパリ五輪の出場権を獲得。五輪グループステージの組み合わせは、決勝の結果に左右される。それぞれの場合の対戦相手は?

■日本がアジア杯優勝の場合(グループD)

20240430_Paraguay(C)Getty images

日本がアジア杯を制した場合、パリ五輪ではパラグアイ、マリ、イスラエルと同居する。

以下に続く

この組で最も強敵になるパラグアイは南米予選の初戦でブラジルに1-0で勝利しており、第2節でもアルゼンチンと3-3でドロー。最終節でもベネズエラに2-0で勝ち切り、激戦区で首位通過というサプライズを見せた。

また、マリはアフリカ予選で3位通過となっていたが、3月に行われた国際親善試合では日本に3-1で勝利。日本が先制したものの真っ向勝負から流れをものにされ、ミスやセットプレーから失点を繰り返した。身体能力の高さに加え、整理された動きで自力の高さを見せつけられる結果となっている。

イスラエルは、過去の五輪出場が1976年大会が最後と久しく出場できていなかったが、パリ大会予選を兼ねていたU-23欧州選手権2023ではベスト4と躍進。グループステージではドイツ、イングランドと同居した厳しい組で2位通過を果たしている。

この組に入った場合、伝統的な強豪国は避けられるが、いずれも勝負強さと屈強さを併せ持ち、日進月歩の進歩を遂げるチームばかりが揃っている。日本が入った場合、どの試合でも十分に勝利が期待できる反面、決勝T進出国が最も予想できない組となりそうだ。

■日本がアジア杯準優勝の場合(グループC)

20240430_Spain(C)Getty images

日本がアジア杯を準優勝で終えた場合、スペイン、エジプト、ドミニカ共和国と同居する。

言わずと知れた強豪国スペインは前回の東京五輪でも日本が辛酸を舐めさせられた相手だ。もちろん選手は入れ替わっているが、ガビやペドリ、アンス・ファティ、ラミン・ヤマル、アレハンドロ・バルデなど、バルセロナ由来の選手を中心に既に世界で名の知られた選手が揃う。同時期のA代表の欧州選手権との兼ね合いもあるが、それでも世代随一の豪華なチームになることは変わりない。U-23欧州予選は決勝でイングランドに0-1で敗れたが、パリ五輪の優勝候補筆頭格であり、同居する国々は割り切った戦いも選択肢に入るだろう。

エジプトもパリ五輪予選を兼ねた2023年のU-23アフリカ・ネーションズカップ準優勝国。決勝では延長戦の末に開催国モロッコに敗れたが、大会MVPのイブラヒム・アデルと最優秀GKのハムザ・アラーをチームから輩出した。攻撃力もさることながら、GKハムザ・アラーの守るゴールを割るのは至難の業であり、“負けないこと”よりも“勝ち切ること”の方が難しい相手になるかもしれない。

そして、ドミニカ共和国はパリ大会が五輪初出場。予選を兼ねた2022年のU-23北中米カリブ海選手権ではアメリカに敗れて準優勝となったため、グループCにはアジアも含めて各大陸の準優勝国が揃うこととなる。

もし日本がグループCに入った場合、やはりスペイン相手に真っ向勝負は難しい。一方でドミニカには確実に勝利しなければならず、エジプトとの勝負を強く意識することとなる。グループDに入った場合よりも試合毎のフォーカスは明確になるが、スペイン以外に敗れた場合は一気に難しくなる可能性が高い。

とはいえ、どちらの組に入ったとしても一長一短。結果を選ぶこともできない以上は、まずは目の前のタイトルが重要となる。日本のパリ五輪での組み合わせも左右するウズベキスタンとのアジア杯決勝は、日本時間5月3日24:30にキックオフ予定だ。

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