ラ・リーガ第2節、ビジャレアルvsエイバルが19日に開催された。
今夏にレアル・マドリーからレンタルでビジャレアル入りした久保建英は、1-1で引き分けた開幕節のウエスカ戦に続いてベンチスタート。一方、エイバルの乾貴士は0-0で引き分けたセルタ戦に続く2試合連続先発となった。また、ニューカッスルからのレンタル移籍で16日にエイバル加入が決まった武藤嘉紀もベンチメンバーに名を連ねた。
試合序盤はホームのビジャレアルが主導権を握る。ジェラール・モレノがネットを揺らすシーンもつくるが、わずかにオフサイドとなるなど先制点を奪えずにいると、21分にはエイバルに決定機。GKのフィードから左サイドで圧巻のトラップを見せて一気に抜け出した乾がボックス内まで侵入したが、DFにプレッシャーをかけられた中でGKとの一対一を決めきることができなかった。
0-0で迎えた後半、試合の均衡を崩したのはエイバルだった。50分、ハーフウェーライン付近でのボール奪取から乾がつなぐと、エスポージトのスルーパスに抜け出したキケ・ガルシアが冷静なフィニッシュでネットを揺らし、先制点をもたらした。それでも、ビジャレアルは63分、ボックス内でジェラール・モレノが鋭い切り返しからシュートを決めて追いつき、1-1とする。
さらに攻め手を強めたビジャレアルは71分、ジェラール・モレノのスルーパスで最終ライン裏に抜け出したパコ・アルカセルがネットを揺らす。一時オフサイドの判定とされるも、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)判定の結果、オンサイドが認められて逆転に成功する。
ビジャレアルのエメリ監督は、85分に久保を投入。右ウイングに入った久保は88分に右サイドで鋭い突破を仕掛けてクロスを送るも、中央の味方にはわずかに合わない。
結局、試合はそのままビジャレアルが逃げ切り。乾は攻撃面だけでなく守備面でも前線からの献身的なプレッシングなどで貢献し、フル出場。ベンチスタートの武藤は出場機会がなかった。
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