レアル・マドリーFWヴィニシウス・ジュニオールは、最高の好敵手としてバルセロナDFロナルド・アラウホを挙げている。
現在、レアル・マドリーの最大の武器と言えるヴィニシウスのドリブルだが、それがなかなか通用しない相手こそアラウホだ。バルセロナが今季クラシコで3勝2敗と勝ち越したのも、アラウホがヴィニシウスを抑え込んでいた影響が強い。
ヴィニシウス自身も、アラウホを最高の好敵手として認めている模様。ブラジル代表FWはチャンピオンズリーグ準々決勝ファーストレグ、チェルシー戦の直後、アラウホについて「自分のことを一番うまく守る」と話している。
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「彼が僕のことを一番うまく守る選手だ。本当に良いDFで、とても強い。だからバルサでプレーしているわけだろう」
なお、今季クラシコ最終戦となったコパ・デル・レイ準決勝セカンドレグでは、これまでアラウホに抑えられてきたヴィニシウスがリベンジとばかりに存在感を発揮。1得点1アシスト1PK獲得で、4-0の勝利に貢献している。
なお、その試合でヴィニシウスが交代でピッチから下がる際には、人格者と知られているアラウホが両手で彼のことを押し倒した場面があった。曰く、ヴィニシウスがチームメートへの敬意を欠き続ける言動をし続けていたとのことだが……。
ヴィニシウスとアラウホは、今後も熱い戦いを繰り広げてくれそうだ。