レスター・シティのウェズ・モーガンが今シーズンで現役から引退する。
2012年から在籍するレスターで主将を務め、岡崎慎司らとともに2016年の“奇跡のプレミアリーグ優勝”を成し遂げ、また今シーズンのFAカップ制覇も手にしたモーガン。そして、23日のトッテナム戦が37歳の元ジャマイカ代表DFにとって現役ラストゲームになることが発表された。
同選手の引退を受け、レスターのアイヤワット・スリヴァッダナプラバ会長は「クラブ史上最も成功した時代をリードし、クラブのスタンダードを押し上げる手助けをしたウェズはレスター・シティの偉大な選手の1人だ」と話し、9シーズン半にわたるクラブでのキャリアの労をねぎらった。
「みんなにとってのビッグブラザーで、強いリーダーシップ、監督やクラブ首脳陣への有益な助言、彼の献身性はとても大きなものだった。ウェズはレスター・シティでのキャリアを通じてピッチ外でも重要な存在であることを示してきた。彼がキャリア終了後もどのような形でクラブを手助けしてくれるのか、またクラブがどのように彼の経験や知識、パッションから引き続き利益を得られるか目の当たりにすることを楽しみにしている」
モーガンはレスターでの公式戦出場324試合を含め、イングランドの上位4つのカテゴリーで通算750試合以上でプレー。プレミアリーグ、FAカップのトロフィーを掲げ、自身も2015-16シーズンのPFAチーム・オブ・ザ・イヤーに選出されるなどの功績を残した。
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