バロンドールが生み出す論争や批判をよそに、バロンドールは世界のサッカー界で最も重要な個人賞であり、2022年の受賞をめぐる戦いはすでに火蓋を切って落とされている。
昨年の受賞者であるリオネル・メッシは、8度目のバロンドール獲得を目指しているが、その実現は困難を極めるだろう。
『フランス・フットボール』は3月、バロンドール投票のルールを変更し、暦年ではなく、1シーズンの成績によって賞を決定することを発表した。つまり、11月に開幕する2022年カタール・ワールドカップでのパフォーマンスは考慮されず、2023年のバロンドールの投票が始まったときに考慮されることになる。
また、トロフィーの重要性(別名「ジョルジーニョの法則」)も縮小され、最も多くのタイトル獲得者ではなく、各シーズンのベストフットボーラーを反映した賞となる。
そんな中、2022年の受賞候補者が先日発表され、『GOAL』が1年かけて追跡した有力候補者の最終順位を見ていこう。