アンナ・グァルネリオは、セリエAの国際メディアライツ・ディレクターになるのに、これ以上ないほど良い時期を選んだと自覚している。就任して4カ月余り、イタリアのトップリーグでは、3チーム(ACミラン、インテル、ナポリ)が17年ぶりにチャンピオンズリーグの準々決勝に進出している。
「カルチョが帰ってきたというメッセージを売るのは、とても簡単なことです」と『GOAL』で語る。
「私は間違いなくタイミングに恵まれています! 私自身と同僚は、チャンピオンズリーグのベスト16のセカンドレグが行われていたときに中東にいました。私たちのクライアントがセリエAをどのようにカバーしているかを見ていて、アメリカの放送局である『CBS』のようなものを見ていて、カルチョが帰ってきたというメッセージを大々的に打ち出していたんです」
「そして、私たちのクライアントから、イタリアのクラブが見せてくれるものに、本当に熱狂しているというメッセージを受け取り続けました。チャンピオンズリーグの放映権を持っているかどうかにかかわらず、彼らは『これは素晴らしい話だ』と言っていました」
「ベスト8に3チーム、ヨーロッパに6チーム(ユヴェントス、ローマ、フィオレンティーナ)が残っていることは、国際的なカルチョの認知度を高めるのに役立っています。テレビ放映権の新しいサイクルに先駆けて、海外でのセリエAのイメージを変えようとする我々にとって、特に重要な時期にありますね」
しかし、グァルネリオは、リーグがトップチームの手を借りる必要があることを痛感している。なぜなら、フィールド外では、ここしばらくの間、物事がうまくいっていないからだ。