Lamine Yamal Barcelona 2023-24Getty

バルセロナ会長ラポルタ「移籍金330億円でのヤマル売却を断った。そんな必要ない」…以前に報道されたPSGのオファーか

バルセロナのジョアン・ラポルタ会長は、破格のFWラミン・ヤマル獲得オファーが届いたものの、それを断ったと話している。

ラポルタ会長はバルセロナの公式動画配信プラットフォーム『バルサ・ワン』で、16歳ヤマルに対して移籍金2億ユーロ(約330億円)のオファーが届いたと発言。しかし、それを拒絶したという。

「私たちの所属選手たちを獲得したいというオファーが届いている。ヤマルについては2億ユーロを提示されたが、ノーと言わせてもらったよ。なぜならば私たちは彼という選手を、彼がスポーツ面で描いていく軌跡を信頼しているからだ」

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「クラブには彼を売却する必要がないばかりか、むしろ、その逆なんだよ。私たちは財政的に復活の道をたどっており、間もなくトンネルを抜けようとしているんだ」

「私たちにはペドリ、バルデ、ガビ、アラウホと若手全員の獲得オファーが届いている。しかしクラブのスター選手たちの売却は望んでいないんだよ」

なおスペイン『マルカ』は以前に、今季限りでFWキリアン・エンバペを手放すパリ・サンジェルマン(PSG)が、その代わりにヤマル獲得を狙い、2億ユーロの移籍金を用意していると報じていた。同メディアは、ラポルタ会長が今回の発言によって、自分たちの報道が事実であることを認めたと強調。さらに『ムンド・デポルティボ』も「会長の発言にあった獲得オファーはPSGが提示したものだった」と記している。

ちなみに移籍金2億ユーロは、PSGが2017年にバルセロナからFWネイマールを獲得した際に支払った2億2200万ユーロ(約365億円)に次ぐ、史上2番目の額となる。

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