ニュルンベルクのクリスティアン・フィエル監督は、ここ最近、クラブで活躍している奥抜侃志に対してさらなる期待を寄せた。『ビルト』が伝えた。
現在24歳の奥抜は大宮アルディージャでプロキャリアをスタートさせると、2022年8月にポーランドのグールニク・ザブジェに期限付き移籍。そして、2023年にニュルンベルクに2年契約で完全移籍することが発表され、今季はここまでリーグ戦12試合2ゴール1アシストを記録している。
カップ戦を含めるとここ7試合で3ゴール1アシストを記録している奥抜は、先日の日本代表にも追加招集ながら初招集。1月にカタールで開催されるアジアカップのメンバー候補にも上がるようになった。
以下に続く
もし奥抜がアジアカップに行くとなれば勝ち進んだ場合、ニュルンベルクの試合に5試合出場できない可能性がある。フィエル監督は「もしそうなれば、その心配はしておくよ。でも、そうなる可能性はある」としつつ、最近の奥抜に対する評価を口にした。
「彼に対するディフェンスは難しく、1対1の場面では素早く機敏に動く。シャルケの(ヘニング・)マトリチャーニがハーフタイムに退場させられたのも彼のおかげだ。そして、彼にはさらに良くなる可能性があると思う」
ニュルンベルクで確かな結果を残している奥抜。ここからさらに結果を残すことで、代表に入っていくことができるだろうか。