ルートン・タウンは30日、シント=トロイデンVV(STVV)から日本代表DF橋岡大樹を獲得したことを発表した。背番号は「27」に決まっている。
現在24歳の橋岡は、浦和レッズのユースから2017年にトップデビュー。2021年1月のSTVVへの期限付き移籍から完全移籍に移行し、同クラブでレギュラーとして通算91試合に出場してきた。また、2019年にデビューした日本代表では、これまで7キャップを記録している。
ルートンと3年半契約を交わしたと伝えられる橋岡は「プレミアリーグでのプレーは常に僕の夢でした。フィジカル面でもテクニック面でもトップのリーグで、インテンシティの高さもあって難しいと思いますが、チームのために全力を尽くしたいと思います」と抱負を語り、自身の強みをアピールした。
「僕の強みはヘディングや一対一で、ランニングし続けることにも自信があります。今季はまだ2得点しか挙げていないので、ゴールも多く奪いたいですね。プレーを始めて、ルートンのサポーターの前で祝えるのが待ちきれません」
200万ユーロ(約3億8000万円)と伝えられる移籍金で橋岡を獲得したルートンは昨シーズンにチャンピオンシップ(イングランド2部)で3位入りを果たし、31年ぶりのトップリーグ復帰とともにプレミアリーグになってから初となる昇格を達成。ウェールズ出身のロブ・エドワーズ監督率いるチームはここまで、21試合を終えて5勝4分け12敗の17位と、残留に向けて奮闘している。
なお、世界最高峰のリーグであるプレミアリーグには今季、アーセナルのDF冨安健洋、ブライトンのFW三笘薫、リヴァプールのMF遠藤航と3人の日本人選手が所属。橋岡は、今季にプレミアリーグでプレーする4人目の現役日本人選手となった。