鎌田大地が所属するラツィオは18日、セリエA第25節でボローニャをホームに迎えた。
勝ち点37でリーグ7位のラツィオと、同42で5位のボローニャによる上位対決。前節のカリアリ戦で途中出場して公式戦6試合ぶりにピッチに立った鎌田は、リーグ4試合連続のベンチスタートとなった。
試合は序盤から攻勢に出たラツィオが18分に先手を取る。高い位置でボール奪取したイサクセンがインモービレとのワンツーでゴール前に侵入し、冷静なフィニッシュでゴールネットを揺らす。
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勢いに乗るラツィオは31分にイサクセンがGKのファインセーブを強いるゴール左へのミドルシュートを放ったが、39分にスコアを動かしたのはボローニャ。高い位置でプレスをかけてGKプロヴェデルのミスパスを誘うと、プレゼントパスを貰ったファビアンが触ったボールを最後はエル・アズジが押し込んで1-1とした。
迎えた後半序盤は一進一退となるも、時間の経過とともにラツィオが攻撃の手を強める。しかし、自陣で組織的な守備網を敷くボローニャを崩すことがなかなかできない。77分にはサッリ監督が鎌田を投入。鎌田は左インサイドMFのポジションに入る。
しかし、78分に勝ち越したのはボローニャだった。左サイドを抜け出したクリスティアンセンが折り返しのボールを入れると、正面に走り込んでダイレクトで合わせたザークツィーがハーフボレーシュートを突き刺し、2-1とした。
結局、試合はそのまま終了。鎌田も見せ場らしい見せ場がなかったラツィオが敗れた一方、ボローニャはこれでリーグ4連勝となった。