明治安田J1リーグ第4節、北海道コンサドーレ札幌vsFC町田ゼルビアが16日に札幌ドームで開催され、1-2で町田が勝利した。
開幕から1分け2敗で未勝利の札幌が、同2勝1分けと好スタートを切った町田をホームに迎えた。前半はボール保持率を高める札幌に対し、町田が中盤でのボール奪取から速攻を狙う展開となる。
札幌がアタッキングサードでのクオリティを欠いてなかなかチャンスをつくれない一方、町田は平河悠を中心に相手に脅威を与える。38分にはボックス右で仕掛けた平河が切り返しから枠内シュート。だが、これはDFにブロックされて先制とはならない。前半はポゼッションを譲った町田ペースのまま、0-0で終了する。
以下に続く
迎えた後半、先にスコアを動かしたの町田だった。53分、ボックス右の平河が高く浮かせたクロスを入れると、ファーサイドのオ・セフンがこれを頭で落とす。中央の藤尾翔太がトラップからの左足ボレー弾をゴールに突き刺し、町田が開幕から4試合連続で先制点をマークする。
これで勢いに乗った町田は続く67分に加点する。鈴木準弥の右CKからニアサイドのチャン・ミンギュが頭で合わせると、ゴールエリア左に流れたボールをドレシェヴィッチがヘディングで押し込み、リードを2点に広げる。
終盤、前に出た札幌は85分にゴールエリア右で縦パスを受けた18歳MF原康介のシュートがDFにディフレクトしてゴールを記録。高卒ルーキーの一撃で今季チーム初得点を挙げたものの、反撃はここまで。町田が3連勝で無敗を継続して単独首位に浮上した一方、札幌は3連敗で今季未勝利が続いている。