明治安田J1リーグ第16節のFC東京vsガンバ大阪が26日に味の素スタジアムで開催された。
ここまで勝ち点23で8位のFC東京が、同25で4位のG大阪をホームに迎えた。先に決定機を迎えたのはFC東京。9分、ボックス右に抜け出したディエゴ・オリヴェイラの折り返しに俵積田晃太が合わせる。このシュートが枠を捉えるも、GK一森純のファインセーブに阻まれる。
対するG大阪は16分、バイアルエリアでボールをキープしたウェルトンから正面の山下諒也がチャンスを得るが、パスが少し乱れたことでシュートを枠に飛ばせない。
ハーフタイムにかけてはボールを保持して能動的に仕掛けるFC東京に対し、G大阪がカウンターを狙う展開に。G大阪は40分、ロングカウンターから一気にボックス内まで侵攻した山下がシュートに持ち込むも、GK野澤大志ブランドンの好守を前に先制点とはならなかった。
迎えた後半、FC東京は57分に左サイドからカットインした俵積田がボックス左手前で右足を振る。鋭いシュートを枠内に飛ばしたものの、これもGK一森のセーブに遭う。対するG大阪は71分、山下がボックス右で入れたクロスに正面の宇佐美貴士がボレー。しかし、このシュートは抑えることができず、バーの上にはずれる。
その後、両チーム共に勝ち点3を目指す中、終盤にゴールを奪ったのはG大阪だった。85分、右サイドのウェルトンからパスを受けた正面の山田康太がシュート。これがゴール左に決まり、投入されたばかりの山田の今季加入後初ゴールでG大阪が均衡を崩した。
結局、これを決勝点としたG大阪が完封勝利。直近5試合での4勝目を手にした。一方のFC東京はこれで4試合未勝利となっている。