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kishimoto(C)Getty Images

G大阪が4季ぶりの天皇杯ベスト4入り! J1首位の広島はルヴァン杯に続く国内カップ戦敗退に

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天皇杯準々決勝のサンフレッチェ広島vsガンバ大阪が11日にエディオンピースウイング広島で開催された。

明治安田J1リーグで首位を走る広島と、同5位のG大阪によるベスト4入りをかけた一戦。試合は力強い入りを見せたG大阪が14分に動かす。ボックス左手前でカットインしたウェルトンからの横パスを受けた山田康太が右足を一閃。鋭いミドルシュートをゴール左に突き刺し、G大阪に先制点をもたらした。

しかし、J1首位チームもすぐさま反撃。16分、敵陣でボールを奪うと、ペナルティアーク手前でボールを受けた加藤陸次樹が素早く前を向いて右足を振る。こちらもミドルシュートをゴール左に決めて、広島が即座に試合を振り出しに戻した。

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ハーフタイムにかけては一進一退の攻防に。その中で広島は筋肉系とみられる負傷でプレー続行不可能となった中島洋太朗が37分にドウグラス・ヴィエイラとの交代を余儀なくされるアクシデントに見舞われた。

迎えた後半も拮抗した好勝負が展開される。茶島雄介に代えて新井直人を投入した広島に対し、G大阪は70分に坂本一彩、美藤倫、山下諒也を下げて宇佐美貴史、ダワン、福田湧矢を入れる3枚替えを敢行する。

すると、そのG大阪が勝ち越し弾を挙げる。79分、左サイドからカットインしたウェルトンから横パスを受けた岸本武流がペナルティアーク付近でシュート。これがゴール左に決まり、G大阪が2-1とリードした。

その後、新戦力のゴンサロ・パシエンシアを投入した広島の反撃を凌いだG大阪がそのまま逃げ切りに成功。準優勝だった2020シーズン以来、4シーズンぶりの天皇杯ベスト4入りを決めた。一方の広島は直近に名古屋グランパスに敗れて敗退となったルヴァンカップに続いて国内カップ大会を後にすることになった。

なお、G大阪は今後、横浜F・マリノスvsレノファ山口の勝者と10月27日に準決勝を戦う。

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