レヴァークーゼンのフロリアン・ヴィルツが2023-24シーズンのブンデスリーガ年間最優秀選手賞を受賞した。
レヴァークーゼン下部組織出身のヴィルツは2019年にチーム最年少デビュー。プロ5年目を迎えた今シーズンはシャビ・アロンソ監督の下で飛躍的な成長を遂げ、公式戦47試合18ゴール20アシストを記録。ブンデスリーガでは32試合11ゴール11アシストでクラブ初のマイスターシャーレ獲得と共に、リーグ史上初の無敗優勝という快挙を成し遂げたチームの欠かせない存在として君臨した。
ヴィルツは今シーズン、3度の月間最優秀選手賞を受賞。優勝を決めたブンデスリーガ第29節のブレーメン戦では途中出場ながらハットトリックを達成。試合後にはシャビ・アロンソ監督に「彼は70%でも良い選手だ」と言わしめた。
レヴァークーゼンはヨーロッパリーグ(EL)、DFBポカールで決勝進出を決めており、3冠の可能性を残している。なお、ヴィルツは今夏に行われるEURO2024のドイツ代表の候補メンバーにも招集されており、ブンデスリーガ公式サイトでは「年間最優秀選手が国際舞台でさらなる魔法を生み出すことを今から楽しみにしている」と期待を寄せられている。