レスター・シティは20日、スティーヴ・クーパー監督の就任が決定したことを発表した。契約期間は3年。
昨季チャンピオンシップに降格し、エンツォ・マレスカ監督を招へいして再出発を図ったレスターは、今季31勝4分け11敗で最終節を待たずにわずか1年でのプレミアリーグ復帰とチャンピオンシップ優勝を勝ち取った。しかし、指揮官は今月3日、マウリシオ・ポチェッティーノ監督の後任としてチェルシーの監督に就任。そして、この度レスターはクーパー監督を招へいし、プレミアリーグ復帰初年度となる新シーズンに臨むこととなった。
レスター指揮官に就任したクーパー監督はクラブ公式サイトを通じて、以下のようにコメントしている。
「レスター・シティのトップチームの監督に任命されたことを本当に嬉しく、誇りに思う。このクラブは豊かな歴史と情熱的なサポーターを持つ素晴らしいクラブだ。このような才能豊かなチームと一緒に仕事ができることを嬉しく思う。プレミアリーグで野望を達成する挑戦を楽しみにしている」
クーパー監督は、U-16イングランド代表、U-17同国代表、スウォンジー・シティでの指揮を経て、2021年9月にノッティンガム・フォレストの監督に就任。当時チャンピオンシップで最下位に沈んでいたチームを好転させ、最終的には昇格プレーオフを制して24年ぶりのプレミアリーグ昇格に導いた。さらに昨季は降格候補に挙げられながらもプレミアリーグで14位フィニッシュ。しかし、今季は一時8位にまで順位を上げていたが、シーズンが進むにつれて低迷し、昨年12月に解任されていた。