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everton_01(C)Getty Images

鎌田大地、先制点に絡むも失点にも関与…エヴァートンが“未勝利対決”制し今季初白星。C・パレスは降格圏転落の危機

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現地時間28日、プレミアリーグ第6節のエヴァートンvsクリスタル・パレスがグディソン・パークで行われた。

ここまで1分け4敗で19位に沈むエヴァートンと3分け2敗で16位に位置するクリスタル・パレスの開幕5試合で未だ勝利がない2チームよる一戦。C・パレスのオリヴァー・グラスナー監督は[3-4-2-1]を採用し、鎌田大地はダブルボランチの一角で出場。2試合連続スタメンとなった。

試合が動いたのは10分、C・パレスがアウェイゲームで先制する。右CKの場面、アダム・ウォートンのグラウンダーのボールはボックス右浅い位置で奪われそうになるも、鎌田がスライディングでこれを阻止。その後、ボックス右外に落とし、A・ウォートンがクロスを送ると、ファーサイドのマクサンス・ラクロワが競り勝って折り返す。最後はゴール前でマーク・グエイが右足で触ってゴールに押し込んだ。

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先制したC・パレスはその後、幾度かエヴァートンにゴール前に迫られるも、決定機は作らせず。対するC・パレスは26分、左CKで鎌田がショートコーナーを選択。A・ウォートンのリターンをボックス手前に送り、エベレチ・エゼが左足で合わせようとしたがミードせず。流れたボールをボックス右手前のエディ・エンケティアがシュートを放ち、相手DFのブロックから混戦に。ゴール前の鎌田の下にボールが転がりかけ、あはや初ゴールかと思われたたが、ギリギリのところでアシュリー・ヤングにクリアされた。

その後も鎌田は積極的にビルドアップに絡み、攻撃にリズムを加える。C・パレスは43分にA・ウォートンが強烈なボレーシュート、E・エゼがジャン=フィリップ・マテタとのパス交換から右足でミドルシュートを放つも、どちらもGKジョーダン・ピックフォードに対処された。

C・パレスの1点リードで迎えた後半開始早々、エヴァートンが同点に追いつく。47分、鎌田のパスをA・ヤングが敵陣右サイドでカット。中央への横パスを受けたドワイト・マクニールがボックス右手前から左足を振り抜き、コントロールショットをゴール左に突き刺した。

追いついたエヴァートンはさらに54分、セットプレーからの跳ね返りを巧みなコントロールでジャック・ハリソンが収めると、ボックス右手前からファーサイドに絶妙クロス。これをD・マクニールが左足で押し込んだ。

逆転を許したC・パレスは62分、鎌田を下げてイスマイラ・サールを投入。攻勢を強めて、サイドからのクロス攻撃で打開を図ったが、ゴールを脅かすには至らず。

最後までリードを守り抜いたエヴァートンが2-1で今季初白星を飾った。対するC・パレスは未だ勝利なし。下位チームの今節の結果次第では、降格圏への転落の可能性もある苦しい状況となっている。

■試合結果

エヴァートン 2-1 クリスタル・パレス

■得点者

エヴァートン:ドワイト・マクニール(47分、54分)

クリスタル・パレス:マーク・グエイ(10分)

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